普段大会に向かう高速道路では、激しい曲を聴きながらテンションを上げて行くのですが、今日はそんな必要ありません、選択した曲は『スピッツ』や『ゆず』です、もちろん今日も歌いながら快適なドライブで最初の目的地の『蓼の海』に5時半過ぎに到着です~
駐車場で手を振って待っていらっしゃるのは午前中ご一緒して下さる『くりむく堂』さんです~、中学生の頃よりこのフィールドに通っていらっしゃるようで今日は私が釣れるようにいろいろアドバイスして下さるのですありがとうございます。
シンプルな1本のタックルを準備し、このフィールドでは似合わないプラノを持ち林側の遊歩道沿いをポイントのご案内を受けながら移動です~、雨上がりのひんやりした空気の中を歩き、最初のポイントに到着です。
先行者のくりむく堂さんのご友人の方にご挨拶し、ご案内されたポイントで釣りを開始です。お伺いするとルアーはとにかく遠投できる5g程度の最初は派手な物からスタートが良いとの事です、なるほど・・・くりむく堂さんもご友人の方もレイク用スプーンですね・・・。
持ち込んだタックルは
ロッド:プレッソ63UL-SVF
リール:イグニス2004
ライン:ファイヤーラインPE3lb+ナノダックス2.5lb (フッ素オイルコート)
さあ、ファーストキャストです、初めて使うラインにリール・・・少々不安なキャストは・・・・
何と、後ろにスプーンを飛ばしてしまうハプニング
・・・まずいです^^; くりむく堂さんも苦笑いです
確か2年目の目標として『ルアーを後ろに飛ばさない』・・・・だったのですが、いきなりやってしまいました(笑)
気をとりなおし、3.7gのスプーンを結びセカンドキャストです・・・・、まずは表層を広くサーチの予定なんですが、明らかにスプーンが飛びません・・・くりむく堂さんのスプーンは遥か彼方まで気持ち良く飛んでいってるのに^^; 先ほどの失敗からびびりキャストになっちゃってました・・・
2投目で、ボトムまでのカウントをしてみようと・・・着水後カウント開始です・・・1,2,3,4・・・・・10・・・15・・・・
・・・・19,20,21・・・・ここでやっとこラインがふわっと・・・・どんだけ深いんですか(驚) 今まで行った場所の中で間違えなく一番深いエリアです・・・特に今いる山側エリアは5m程先から一気に深くなっているよです。
アドバイスでは、ざっくり層を決めて遠投してバイトを待つのが良いようです。よく行く管理釣り場とは違い放流量も少なめでこれだけの大場所ですので、ルアーを見つけてもらう事が一番重要なようです。
この空気や自然を感じながら自分の好きなルアーを思いっきりキャストして、あとは・・・思い思いに楽しんで下さい♪の雰囲気です。
新しいラインもスプールに馴染んで、キャストの距離もだんだん伸びてきました ルアーもローテーションしていますが、基本的には3g以上の派手カラーです、開始して1時間が過ぎ・・・そろそろバイトも欲しいな・・・と欲張りな事を思っていると
少し離れていた場所のくりむく堂さんにHITです遠くでHITしたここのトラウトとのファイトは見ていてとてもダイナミックです、なるほど~釣れればでかいですvと紹介されるトラウトですね。
慣れたロッドワークでランディングポジションまで寄ってきた魚はゆうに50cm超えです・・・少し地味目に交換された大きなスプーンをがっちり咥えています。
雰囲気だけでも十分なのですが、はやり間近でのHITを見てしまうとやっぱそのファイトを味わってみたくなりますね~。
有効かどうか分からないのですが、遠投にも慣れてきたのでスプーンを通す層やカラーを変えながら先ほどまでとは違ったバイトを求めるキャストにしてみました・・・・
30分経過・・・・
45分経過・・・・・
けっこう沈黙です(苦笑)
早朝から2時間半、ロングキャストを続けているので、ちょっと疲れ、膝を付きながらのいつものリトリーブスタイルに変更したその時、とうとう私にも巡ってきました
カウントダウンし、巻き始めた直後の3gのスプーンに明確すぎる強烈なバイトです、適当に調整したイグニスのスプールが信じられないスピードで逆転しています 遠くではど派手なドルフィンジャンプをするレインボー・・・・何かを考える余裕をくれない力強いファイトです・・・
くりむく堂さん、ご友人さんも近くにいらっしゃってファイトを見守られています ぽろっとは出来ない状況です・・・
2度目のジャンプで一瞬ラインテンションが緩んでしまったのですが、姿勢を低くし、ロッドティップを更に下げ、いつもの方法でランディング成功です~
50cm程のまるまる太ったレインボーでした、こみ上げる嬉しさを抑え優しくリリースし、しばらくお見送りです。ほんとありがとう~~
深い場所へ戻っていくレインボーを見送り、タックルを置いて少し休憩です・・・
実は、手が震えてしまって釣りになりません・・・感動的とも言える1匹の魚との出会いで大きな満足感に浸ってしまっています。
スプーンが当っていたのかカラーが当っていたのか・・・・・・そんな感じで釣れてきた魚では無いように思えます・・
今日釣る事を許された者へ偶然の1投を神様がアプローチしてくれた・・・とでも表現しますか
そんな価値のある1匹です。
と、言いながらも・・・落ち着いてからキャストを続けてみましたが・・・どうやら私に許されたのは先ほどの魚のみだったようです^^; 新しいリールとラインの感触を楽しむように11時頃までアフターフィッシングを楽しみくりむく堂さんの1匹追加で午前中の釣りを終了といたしました。
季節を通して通い、5年とか・・・10年とか・・・・そんな長い時間をかけ
人生の歩みと共にじっくり楽しむフィールドに思えました
素敵な時間をありがとうございましたv
1匹を求めて・・・八千穂レイク編へ続きます・・・・近日中に^^;
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