タッキv今どこ？

突然舞台は隅田川

橋脚の明暗がらみで流下ベイトを捕食するシーバスがいるらしい…。
対岸の先行者さんにとても親切にアドバイスまで頂き準備完了です。

橋と平行にルアーをキャストしてからルアーを流れにのせながら橋脚下の明暗部でターン。
基本はこれらしく、後はキャスト角度や流す時間でターンするポイントをイメージに合わせてバイトさせる…との事。
流れが一番強い時間がチャンスです。
手持ちのルアーを見て頂き、これなんて良さそうですよ。と、自分の釣りの時間を割いてまで教えて下さいました。

ほんと、明るい…、周囲に比べれば少し暗い立ち位置ですか、ライト無しでルアー交換が出来るし色もはっきり識別出来ます。
ただ、橋の下だけは周囲の光が届かない暗闇。

ルアーアクションはきわめて控えめ、流し入れたらターン、その時だけ少し泳ぐ程度。
時々明暗部をジグザグに出し入れ。

なんとなくルアー操作に馴れてきた頃…
橋脚内側の一番ルアーを入れやすい場所で小さな音のボイル…、シーバス？レンギョ(違)？
ルアーをターンさせていた明暗部より少し下流側、完全な暗闇付近です。

自分の立ち位置を少し下流側に移した次のキャスト、その場所でルアーに軽く触れる違和感。
一瞬ロッドに重みを感じましたが、合わせを入れる前にフックアウト‥

あ～あ、小場所なのに・・
とりあえずこの当たりの後、ルアーをキャストするのをやめて15分程休憩です。

大きく伸びをしてこの場所で釣りをしてる違和感を改めて新鮮に思い、大都会に生きるシーバスに再チャレンジ。

そして、次のキャスト、先ほどの魚か、違う魚なのか‥全く同じ場所で当たりです。
すぐにフックアップを感じたので合わせを入れると、ノタノタと魚が抵抗したかと思うと激しいダッシュ!
シーバスだっ。久しぶりに繋がりました、あたくしータックルーシーバス。

ロッドは今日の為に急遽購入した格安モバイルメバルロッド…、ラインは強い物を巻いてきたので、リールで少し強引に橋脚から引き離した魚、流れに乗って重い重い…


それでもラインには自信があったので強引に寄せたシーバス、ちょい大きすぎ…60は余裕でありそう‥
橋の上でファイトを見ている外国の方が
Oh,ビックフィッシュ～って言ってます(笑)

問題はここから、手荷物に制限があったのでランディングネットの持参は無し、最初からライン持って抜き上げる予定だったのでその位置までシーバスを誘導し、運命の抜き上げです。

フックは1本、暴れたら外れそうな感じ…
一度ロッドで暴れをかわし、ラインを手に巻き付け、一気に抜き上げっ

バシャバシャ…、フックオフ‥ポチャん。

やっぱりそうですよね…、必要以上に弱らせるわけにいかない自分のリミットでの決行でしたが、都会を生きるシーバスはまだまだ元気いっぱいでした。

ありがとう、十分です。レンギョじゃなかったし(笑)
負けました。
最後に首を振らなかったら抜けちゃう所だったよ…

そんな簡単には手に出来ないよね、隅田川シーバス。

帰り道に資料画像パシャ
完全に観光客ですから(笑)